羊蹄山と紅葉で色付いた景色を見渡しながら真狩村へ。
ゆり根の全国総生産量に占める北海道内の生産量は99%で、その中でも真狩村は約3割を占めています。
ゆり根の生産量が日本一なのです!!
収穫は10月〜12月に掛けて行われていて、京料理で多く使用するため、主に関西方面へ出荷しています。
食用ゆり根は、JAようていの茎頂点培養施設で球根が作られて、ゆりの種球を畑へ。春と秋に植え替えをしていきながら、6年間の手間ひまをかけて育てられています。
大浦さんが手に持っているのが、ゆり根の元種です。
元種は、選別した本当に良い種だけを使い、これから芽が出ていきます。
ハウスの中では、小指くらいの小さいゆり根が育っているところでした。
春から秋まで、土の中で栄養をたっぷりと蓄えて、冬はおがくずの中で休眠して、再び土に戻されます。
日光にあたると変色したり、傷つきやすい…デリケートなゆり根は、「とにかく傷付けない様に、傷が付いたところからダメになってしまうから」と、手作業で丁寧に育てられています。
真狩産ゆり根は、生産量だけではなく品質としても日本一を誇っています。
虻田郡真狩村字加野
ゆり根の他に、じゃがいも・人参・大根・甜菜なども生産している農家さんです。